抜きこう配,鍛造,鋳造などで加工後に材料を型から取出しやすくするために,型の表面のうち材料を抜く方向にほぼ平行な面に設けたこう配のこと.通常3~12°であるが,金属の種類,型と製品の冷却時の収縮量の差などを考慮して決定される.