エレクトロスラグ再溶解

electroslag remelting

 あらかじめ作成した電極(被溶解材)と鋳型内に置かれたスラグとの間で電流を印可し,ジュール熱によって電極を連続的に溶解させ,そのまま凝固させる,再溶解・凝固による鋳塊製造プロセス.雰囲気は大気が普通である.スラグによる精練効果・方向性凝固・高冷却速度などの特徴から清浄度の高い高級鋼塊や超合金の製造に用いられる.200t以上の大型インゴットも製造されている.真空アーク再溶解法と対比される.