境界条件を満足する振動形を仮定し,運動エネルギーの最大値とポテンシャルエネルギーの最大値が等しいことを利用して,振動数を近似的に計算する手法をいう.これを改良,発展させた手法として,レイリー・リッツ法がある.簡単な方法であるので固有振動数の近似解を求める際に用いられるが,その精度は仮定した振動モードが実際の振動モードにどの位近いのかに依存する.