熱衝撃破壊あるいはき裂進展開始するときの温度差をいい,この温度差以上が付与されると高速き裂が進展する.熱衝撃後の残存強度が急激に低下する温度差とする場合もあるが,強度のばらつきの多い材料では,き裂が発生した温度差の平均値を臨界温度差とする.