金属の脆性破壊においては破面の十分近くに局限された塑性変形を伴う.単位面積当たりの塑性変形エネルギーを面に付随したものと考え,表面エネルギーに加えたものを有効表面エネルギーといい,表面エネルギーに等価なものとする.