保証試験

proof test

 機器の供用前に,使用応力よりも高い応力を負荷して製品の構造健全性を保証または確認する試験.保証試験でσTなる応力を加え,破損した製品を除けば残った製品の潜在欠陥寸法が\({a_c} = {\left( {{K_c}/f \cdot {\sigma _T}} \right)^2}/\pi \)以下であることを保証することができる.ここでKcは破壊靭性値,fは応力分布と欠陥位置で決まる定数である.さらに保証試験により,潜在欠陥の先端に圧縮残留応力が生じ,見掛けの靭性値または高サイクル疲労強度が上がる可能性がある.