階層化したシステムのモデリング手法の一つとして,故障や事故の発生の原因を探り,防止策を考えるためのツールの一つ.通常,図に示すような基本記号を用いて,対象となる故障や事故を頂上事象として,上位事象に関連する下位事象を“AND”もしくは“OR”の論理構造で記述する.この図より,どのような事象の組合せが頂上の事故や故障を発生する原因であるか分析できる.