応力σと塑性ひずみ\({\varepsilon ^p}\)(およびその速度\({\dot \varepsilon ^p}\))の関係を\(\sigma = k{\left( {{\varepsilon ^p}} \right)^n}\)〔ひずみ速度依存性材料については\(\sigma = k{\left( {{\varepsilon ^p}} \right)^n}{\left( {{{\dot \varepsilon }^p}} \right)^m}\)〕の形で表現するときの指数nをひずみ硬化指数(または加工硬化指数)あるいはn値と呼び材料の加工硬化特性を表す.弾性ひずみを微小量として無視し,\({{\varepsilon ^p}}\)の代わりに全ひずみεを用いることも多い.通常の金属材料はひずみ速度依存性がない場合にn=0.05~0.5程度である.