相当曲げモーメント

equivalent bending moment

 曲げモーメントMおよびねじりモーメントTをうける円形断面(直径d)の表面は二軸応力状態にあり,最大垂直応力は\[{\sigma _{\max }} = \frac{{32{M_e}}}{{\pi {d^3}}}\]で与えられる.ここで\[{M_e} = \left[ {M + {{\left( {{M^2} + {T^2}} \right)}^{1/2}}} \right]/2\]である.最大垂直応力の式は,曲げモーメントMだけが作用する場合の表示のMMeに変えたものとなるので,Meを相当曲げモーメントと呼ぶ.