引張りあるいは曲げ負荷のもとで延性を示す通常の構造材料も,切欠の存在により,その延性を大きく失い脆性的に破断することが知られている.構造物の脆性破壊防止のための指標として重要な意味を持つが,現在では破壊靭性値を用いることが多い.