部材の特定の一部分だけに限定されて生ずる腐食であり,孔食,すきま腐食,粒界腐食などの総称である.機器の腐食損傷機構として重要である.全面腐食に比べ進行が速くかつその速度の定量的評価が困難であるため,その防止には腐食環境の電気化学的な制御が必要不可欠である.