回転曲げ疲労試験

rotating bending fatigue test(ing)

 試験片回転式と荷重回転式とがあり,いずれも一定のおもりで負荷する一定曲げモーメント型試験である.試験片回転式には,片持はりタイプでWo¨hler型とも呼ばれる片持ち回転曲げ疲労試験,均一曲げタイプの小野式回転曲げ疲労試験および同じく均一曲げタイプであるが中間荷重軸受を使用する線材回転曲げ疲労試験がある.試験片形状は丸棒型で,一般に弾性限度以下の応力範囲で高サイクル領域の疲労試験として行われる.試験結果は応力疲労寿命線図(S-N曲線)として整理される.