政府が産業界を国家のために,ある目標に向けて誘導するのが,産業政策の役割であり,目標自体は時代によって変化してきた.石油危機以後の経済環境の激変の中で,政策目標は多様となり,国をあげての目標追求の姿勢は弱まったが,一貫して技術立国は基本的産業政策である.