液体ロケットエンジンの冷却方法で,燃料または酸化材を用いて冷却する.大推力および中推力エンジンに対して用途が広い.古くは二重壁構造がよく用いられたが,性能向上,軽量化のため燃焼圧力が高くなっている現在では管式構造または溝式構造が主流である.溝や管の内部に酸化剤または燃料のいずれかを冷却液として流し,役目を終えた冷却液を噴射室から燃焼室に注入する.