アメリカの環境保護庁,および職業上の安全および健康管理局により定められた宇宙船内の密閉空間の空気中に浮遊する可能性のある多数の化学物質について許容される濃度を規定した基準.宇宙飛行士の生産性や機能および健康へ与える短期的ならびに長期的影響を考慮して宇宙滞在時間が1時間,24時間,7日,30日,180日までの5段階の期間について最大許容量をppm値で示したもの.宇宙飛行士が連続して吸入すると想定されるため,地上における許容量より数倍厳しく設定してある.