宇宙での微小重力状態に暴露された時生ずる頭重感,吐き気,おう吐などの症状を呈する動揺病(乗物酔い)の一種で,微小重力状態暴露の最初の2~3日間,程度の差はあるが宇宙飛行士の約70%に発症するといわれる.原因としては突然の微小重力状態暴露による感覚混乱説が有力である.