熱交換器においては,高温流体および低温流体の温度が場所により変化する.熱交換器の設計・性能評価には,熱移動の推進力として装置内場所による温度差の平均値を用いるが,これを平均温度差という.最も単純な二重管式熱交換器については,熱交換器両端における温度差の対数平均値に等しい.