紡糸したフィラメントの束をトウといい,紡績糸の原料となる.このトウを平行状態で切断し,ステープル繊維に加工する機械.次のような種々の方式がある.①直紡式:300~100texのトウを延伸切断し,そのまま紡績糸とする.②パーロック式:コンバータ式で3万~10万texのトウを延伸切断,あるいはエッジカッタで圧接切断し,スライバ繊維束とする.③ステープラ式:ストレッチブレーキング式でトウを加熱延伸し,切断しスライバとし,けん縮糸を作る原料とする.