炭素鋼，ステンレス鋼，スーパアロイなどの材質から，油井用，ボイラ・原子力熱交換器用，特殊配管用，機械構造用などに使われる高級鋼管を製造する設備で，圧延方式とプレス押出し方式に大別できる．前者には，マンネスマンせん孔機で素管を作り，プラグミル，マンドレルミル，アッセルミルなどで肉厚を決め，サイザまたはレジューサで外径を仕上げる設備があり．後者としては，難加工材の製造にユジーン・セジュルネ熱間押出法がまた，大径厚肉鋼管の製造にエルハルト・プッシュベンチが広く使われている．