大容量の大気圧に近いガスを貯える装置のことで,構造によって乾式ガスホルダと湿式ガスホルダに分けられる.乾式ガスホルダはガスの貯蔵量に応じて上下する内部ピストンをダイアフラムあるいは水を使わぬシール機構にてシールするもので重量を軽くでき,また水による腐食を防げる特徴がある.湿式ガスホルダは水槽にガス槽を浮かべ多段のガス槽の間は水封機構によりシールするものでシール性が良く維持費が安い特徴がある.