蒸発装置(かん)における溶液の加熱方式の一つで,溶液を加熱蒸発させて濃縮させる際,溶液中にバーナや燃焼室をおいて燃料を燃やしそこで発生する燃焼ガスを溶液中に吹出させる方法をいう.燃焼ガスの熱が直接溶液に伝わるため,伝熱速度が速いという特徴を持つ.しかし,燃焼ガスと化学反応を起こす溶液の加熱濃縮には使えない.硫酸ソーダやリン酸などの腐食性の強い溶液の濃縮に使われている.