浮遊粉じん

airborne dust

 浮遊粒状物質のことで,大気中に浮遊する固体または液体の粒子状物質の総称で,煙霧質と同意である.粉じん,ばい煙,フューム,ミストなどをいい,その粒径が10μmミクロン以下のものである.大気汚染の一因となるもので,大気の汚染にかかわる環境基準(昭和48年環境庁告示)では,1時間値の1日平均値が,0.10mg/m3以下でかつ1時間値が0.20mg/m3以下であることが定められている.