都市の中心部において,家屋や工場の集中,道路の舗装,車両の増加などによって示す特有の局地気候をいい,効外に比較すると一般に気温が高く,湿度は低く,風速が弱い.空間にはじんあい,ばい煙,亜硫酸ガスなどの汚染物質を含み,霧が発生しやすい.また日射量が少なく紫外線も乏しい.冬期にはしばしば気温の逆転層が形成されて,汚染物質の異常高濃度を示すことがある.