建設機械のなかで，ブルドーザ，油圧ショベルなどの自走式機械は通常，作業状態に伴って機械が自由に移動することから，この状態では比較評価のための騒音計測が困難となる．このため走行停止の状態で駆動機，作業機の運転状態を決められた所定の条件に設定し，機体周囲の所定位置，あるいは作業者耳元などの騒音を計測する方法である．