外耳の負荷インピーダンスを人間の個人差を排除した状態で安定して作りだし,人間が受話器を装着したのと同様の状態で受話器の特性を測定するために作られたもので,音響カプラーあるいは人工耳ともいう.耳甲介腔と外耳道の容積に当たる空洞と受話器と耳の間のわずかなすきまに当たる漏えい孔を備えている.