環境影響評価のこと.環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業の実施に際し,その環境影響について事前に調査・予測評価し,その結果を公表して地域住民の意見を聞くことで環境安全対策を講じようとするもの.政府は1984年に環境影響評価実施要綱を定めたが,この要綱の対象事業は,規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすもので,国が実施するか,免許などで関与するものとし,具体的には,道路,ダム,鉄道,飛行場,埋立干拓および土地区画整理事業などの多面的開発事業があげられている.