加圧下で空気を溶解し,常圧に戻すと溶込んでいた空気が微細気泡となって発生する.この微細気泡が粒子に付着し,気泡自体の浮力によって上昇する.この現象を利用して懸濁物質を浮上分離する方法を加圧浮上分離法と呼んでいる.