上・下水道，工業用・廃水などで水を処理した際，水分を多量に含んだ固形物が発生する．一般的にこれを汚泥といい，この汚泥の安全化・安定化を汚泥処理という．処理方法として，水分の低下を図る目的で濃縮，脱水，乾燥法が有り，水分の低下はもちろん有機分の低減を図る方法として，消化，焼却法があり，さらに減容化ならびに有害物質の封じ込めとして溶融法がある．上記各処理法を単独または組合せて設備は構成される．