生体における体液や血液が酸素ガスと接し,平衡状態に達したときそのガス相の分圧を体液や血液中に存在する酸素分圧という.正常な生体組織と静脈血の酸素分圧は約40mmHg(5.3kPa)であり,動脈血のそれは約100mmHg(13kPa)である.