医用画像

medical imaging

 医療診断を目的として,臓器や細胞に外部からエネルギーを照射しその反射量や透過量を計測し,対象の形態や機能などの生体情報を可視化する技術の総称.X線によるX線CTや,超音波断層法,強磁場における核磁気共鳴を利用したMRIシステム,ガンマ線を利用したポジトロンCTやシングルフォトンCT,赤外線によるサーモグラフィなどがある.これらは,得られた対象の信号を実時間で処理し断層図を構成する.さらに,この断層図からコンピュータグラフィックス技術により三次元画像を再構成できるが,この実時間処理は今後の課題である.