代表的な原子間ポテンシャルの一つであり,経験的ポテンシャル,二体ポテンシャルである.原子iとjのポテンシャルφijは\[{\phi _{ij}} = A/{r^n} - B/{r^m}\]と評価される.ここで,AとBは定数であり,rは原子間距離である.n=12,m=6として希ガス原子の特性を良好に再現できる.また,モデルポテンシャルとして用いられ,物性の一般的な特性の解析によく用いられる.さらに,定数やべき数を工夫して他種の原子への適用も図られている.