関数の列を項とする無限級数(正確には漸近級数)の部分和がある関数のよい近似となっているとき,その部分和を対応する関数の漸近展開という.もとの無限級数は収束しなくてもよい.微分方程式の解の漸近解析などに幅広い応用がある.