目的関数,制約関数に対する状態変数(状態方程式を解いて得られる解)による微分の式に随伴変数を導入し,式を変形して感度(一次の)を計算する手法.直接微分法のように設計変数と同数の方程式を解く必要がなく,制約条件の中から有効なものの数だけの方程式を解けばよい.一般の最適設計においては,設計変数の数は制約条件の数に比べはるかに多いことが多く,感度計算の手法としては有利になることも多い.