交互積層法

LbL: Layer by layer self-assembly method

荷電性高分子を用いた層ごとの自己組織化法。1ナノメートル以下の膜厚で分子やナノ粒子を層状に膜を形成する方法。例えば、負の電荷をもつ固体担体表面にカチオン性高分子電解質が吸着すると表面の電荷が反転し吸着が飽和する。続いてアニオン性タンパク質を吸着させると、表面の電荷が再び反転し、吸着が飽和する。この表面の電荷反転機構を利用して、層構造の堆積膜が作製される。