====== 回折限界 ====== ==== diffraction limited ==== {{tag>..c15}}  レンズに収差がない状態では回折だけによって解像限界が決まる.一般には,隣り合う焦点像のうちの片方のエアリーディスク中心と,もう一方のエアリーディスクの第1暗環により定義されるレイリー限界 //δ// が回折限界として用いられ,光の波長を//λ//,レンズの[[15:1001740|開口数]]を//NA//,レンズに入射する光線がレンズ光軸に対してなす最大の角度を//θ//,測定対象とレンズ間の媒質の屈折率を//n//とした場合,//δ//=0.61//λ// / //n//sin//θ//となる.なお,その他の回折限界の定義として,アッベの分解能などが用いられることもある.  ~~NOCACHE~~