====== 動連成 ======
==== dynamic coupling ====
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多自由度系の運動方程式において,座標の取り方により質量//mp//,変位//xq//(//p//≠//q//)によって生ずる慣性項\({m_p}{\ddot x_q}\)のことを動連成項という.例えば,直線二自由度振動系で//m//1がばね//k//1によって//m//2に支えられ,さらに//m//2が//k//2によって基礎に支えられているとき,//k//1,//k//2の振動たわみを//x//1,//x//2とすると振動方程式は,\({m_1}{\ddot x_1} + {m_1}{\ddot x_2} + {k_1}{x_1} = 0\)および\({m_2}{\ddot x_2} - {k_1}{x_1} + {k_2}{x_2} = 0\)となる.第一式第二項の存在のためこの振動系は動連成である.
~~NOCACHE~~