====== グループ燃焼 ====== ==== group combustion ==== {{tag>..c10}}  [[10:1003461|群燃焼]]ともいう.噴霧を構成する油滴がまばらな間は,各油滴が独立に蒸発・燃焼するが,密集してくるとグループとして振る舞うようになる.当然,燃焼率や有害物質の生成にも影響する.噴霧が全体としてグループを作ることもあるが,濃度むらがあると,多数の小グループに分かれて燃焼する.群燃焼数//G//を\[G = 1.5Le\;\left( {1 + 0.276S{c^{1/3}}R{e^{1/2}}} \right)\;{n_T}^{2/3}d/l\]と定義する(//L////e//:ルイス数,//S////c//:シュミット数,//R////e//:レイノルズ数,//nT//:油滴数,//d//:油滴径,//l//:平均油滴間距離).//G//<10-2で単滴燃焼,//G//が増えるに従って内部群燃焼,外部群燃焼とグループ性が増し,//G//>102でグループ全体が一つの巨大油滴のように振る舞う外殻燃焼となる. ~~NOCACHE~~