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切削加工や研削加工時に異常な振動が発生する現象で,加工面には特有のびびりマークが形成される.びびりの発生機構としては,前の面を加工する際に生じた振動面を加工することで生じる除去領域の周期変動(再生効果)の影響や,複数の振動モードが連成する(モードカップリング)影響で生じる.系が不安定化する非減衰振動すなわち自励振動現象であり,外的な振動や強制外乱力によって振動が生じる強制振動とは,狭義の意味で区別される.自励びびりや再生びびりと称されることも多い.