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境界層の厚さが数十分子層以下と薄くなり,油の粘度などの流体力学的法則が適用できなくなった領域の潤滑.部分的には潤滑膜を突き破って固体面どうしの直接接触がおこっていることが多く,また液体の潤滑剤を用いると,部分的な流体潤滑効果の混入する場合もある.油性剤,減摩剤などと呼ばれる添加剤によって潤滑油中の吸着成分が摩擦面に吸着して膜を構成し,荷重を負担することにより固体接触部を減少させ,境界摩擦を低下させる.