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安定な線形システムの入力に正弦波状の信号を加えると，定常状態では出力信号は同じ周波数の正弦波信号となる．この出力信号の入力信号に対する大きさの比（ゲイン）と位相は，加えた正弦波信号の周波数の関数となり，系の動特性を表す重要な手法で，周波数特性あるいは周波数応答と呼ばれる．この特性は一般に，ボード線図と呼ばれる応答線図にまとめられる．
