目次
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機械振動において,その自由振動を時間とともに減少させる効果を生み出す作用をいう.この作用は振動する質量に抵抗力として働くので減衰力として運動方程式に組込まれる.減衰を生出すメカニズムには,粘性力によるもの,摩擦力によるもの,磁気力によるもの,電磁気力によるもの,材料弾塑性力によるものなどがあり,それぞれ減衰器として実現している.これらの減衰器が生出す減衰力には,振動の速度に比例するもののみならず,振動の変位や速度の非線形関数になっているものもある.