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燃焼器の中で水素ガスを燃焼するガスタービンがある.H-ⅡロケットエンジンのLE7ではポンプでこの液酸/液水を高圧化するために駆動用ガスタービンにこの水素燃焼タービンが使われている.一般に水素は希薄燃焼ができるのでNOx生成は少なく,燃焼生成物は水蒸気だけなので燃焼現場では地球温暖化ガスCO2は発生しないが,他の燃料に比べて潜熱が大きいので排熱利用を十分に考える必要がある.一般に水素は高価な電力を使う加工燃料でありエネルギー単価が極めて高くなる.総合的に水素の特性を考慮する必要がある.