目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
地下から直接採取される気体燃料で,主成分はメタンである.以前はパイプラインで輸送可能な範囲(3000km以内)で使用されたが,-162℃以下に冷却・液化し,液化天然ガス(LNG)としてタンカー輸送する技術が開発されてからは,石油につぐエネルギー源として,広く利用されるようになった.地質学的に水溶性ガス,石炭系ガス,石油系ガスに分けられ,さらに石油ガスを多く含むかどうかによって,湿性ガスと乾性ガスに分けられる.高発熱量は湿性ガスが45~50MJ/m3N,乾性ガスが38~40MJ/m3Nである.確認埋蔵量は熱量換算で石油の約88%である.