①一度使用したものの機能を，水，熱，薬剤などの処理により回復させることをいい，再び使用することを再生利用という．②蒸気サイクルにおいて，熱効率を上げるためタービン内蒸気の一部を膨張の途中から抽出して給水の加熱を行う方法を再生サイクルという．③ビデオレコーダ，テープレコーダにおいて録画・録音したものを再度見聞きする事も再生（プレイバック）という．

作動流体，特に排ガスの持つエネルギーの一部を回収し，サイクルの入熱として再利用すること．

操縦かんなどでロボットを直接操作し記憶装置内に記憶した作業経路データを読出し，ロボットに動作を実行させること．産業用ロボットに作業を行わせる一方法であり，プレイバックともいう．作業経路の記憶法には，通過経路を連続的に記憶する方法（CP法）と，通過すべき作業点を順に記憶する方法（PTP法）がある．後者の再生装置では，作業点間を直線や曲線で補間する機能を備えたものが多い．また，データを記憶順に読出すだけでなく，組替えるなど編集して，多彩な動作軌道の生成を可能にする再生機能を有するロボットも多く見られる．