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分子量が通常1万以上の大きさを有する有機化合物であるが,元来の意味は可塑性ということである.最終的には固体状態で利用するが,熱や圧力などによって流動可能状態になり,自由な形に成形加工できる材料である.開発された当初は天然樹脂と区別するために,合成樹脂とも呼ばれたが,今日では充てん剤,安定剤,可塑剤,強化繊維などを配合したものも含み,主として成形品を示すことが多い.結晶性や熱的特性の相違によって,分類されている.