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同種または異種の二つの固体を張合せる目的で用いられる物質．従来は天然産物が用いられてきたが，最近は有機高分子系物質が主流となり，性能および用途からは構造用と非構造用に大別されている．接着の強さは，接合部の形状や接着面の表面状態，接着層の厚さ，接合手順などによって異なり，耐久性は使用環境に大きく依存する．また，接着部のはく離強度とせん断強度には相反性があり，用途に応じた成分設計を行って要求性能を実現している．
