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構造物中に穴や切欠などがあり,一様な形状が変化する場合にはその部分で応力分布が乱れ,一般に局所的に応力が増大する.このような現象を応力集中という.応力集中の程度を表現するには最大応力を基準となる応力(公称応力)で除した値(応力集中係数)を用いる.公称応力としては応力集中がないとして最小断面積などから求めた応力を用いる.強度上の問題に対処するために,すみ肉部の曲率半径の増大,応力集中要素の位置の変更などによって応力集中を緩和した応力軽減切欠も提案されている.