目次
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長期間にわたって生体に悪影響や強い刺激を与えず,材料の機能と耐久性を保持できる材料の属性.生体材料は生体組織や体液と接触して使用されるため,材料が生体に対して有害でない非毒性が要求される.すなわち細胞毒性,溶血性,抗原性,発がん性,催奇原性が無いことが基本条件であるが,よりゆるやかな条件として生体と材料が長期間良くなじむことが必要である.この特性を生体適合性あるいは生体親和性と言うことができるが,その厳密な定義は困難であり,定量的評価するに至っていない.内容的には,組織接着性,界面的適合性,力学的適合性などが含まれる.