2019 年度 機械関連分野 審査員講習会
日本機械学会主催
JABEEの新人審査員研修フォーラムのご案内
JABEE事業委員会
日本技術者教育認定機構は、大学などの高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうかを公平に評価し、要求水準を満たしている教育プログラムを認定するために設立されました。
技術系学協会と密接に連携しながら審査・認定を進めており、2005年6月には日本を代表する技術者教育認定機関としてワシントン協定(WA)への正式加盟が承認されました。
2001年度に認定を開始してからの認定プログラムの総数は、172教育機関の505プログラムになり、認定プログラムからの修了生の累計は約30万人に達しています。特に、機械および機械関連分野/機械及び関連の工学分野の認定プログラム数は、全体の16%を占め、最も多くのプログラムが認定されております。
そのような中にあって、審査員の確保が年々厳しくなってきております。JABEE認定審査を継続的に維持していくためには、審査に携わっていいただく方の増強が急務となっております。
つきましては、下記の通り、審査員の候補者になるための研修会を日本機械学会の年次大会期間中に開催いたしますので、工学教育にご関心のある方(大学人、企業人問わず)は、本事業にご理解を賜り、奮ってご参加いただきたいと存じます。
なお、正式に副審査員として登録されるためには、本研修会修了後、JABEE審査員候補者として登録され、審査研修員として本審査を経験していただくことが必要です。
開催日時 : 2019年9月9日(月) 9:30~17.00
場 所 : 秋田大学 手形キャンパス(秋田市手形学園町1番1号)
参加費用 : 無料
定 員 : 40名、申込先着順により定員に達し次第締め切ります。
<プログラム>
~JABEE審査委員講習を兼ねて~(第二部を含む 9:30~17:00)
◆第一部/技術者教育プログラムの国際認定の実際 9:30~14:20
企画部門:JABEE事業委員会
〔司会 関東 康祐(茨城大学)〕
1) 9.30~10.30 JABEE 認定制度
岸本喜久雄(東京工業大学名誉教授)
2)10.30~11.20 認定基準の概要
小川 邦康(慶應義塾大学)
3)11.20~12.10 認定基準の解説
小川 邦康(慶應義塾大学)
4)12.10~12.40 質疑・応答(Ⅰ)
(モデレータ:中別府 修(明治大学)、山田 貴博(横浜国立大学))
昼食をとりながら
12.40 ~ 13.00 休憩
5)13.00~13.50 審査手順と方法
荒居 善雄(埼玉大)
6)13.50~14.20 質疑・応答(Ⅱ)
(モデレータ:小野 直樹(芝浦工業大学)、松村 隆(東京電機大学))
◆第二部/プロフェッショナルとしての技術者の育成 14:30~17:00
企画部門:理事会(人材育成・活躍支援委員会)との合同企画
〔司会 山本 誠(東京理科大学)〕
7)14:35~15:50 セッションⅠ:プロフェッショナルとしての技術者
・「挨拶」
山本 誠(東京理科大学)
・「技術者資格制度の国際的動向」
岸本喜久雄(東京工業大学名誉教授)
・「英国におけるチャータードエンジニア」
蛯名 雅章(ImechE日本代表)
・「米国におけるプロフェッショナルエンジニア」
川村 武也(米国PE)
・「我が国における技術士」
掛川 昌俊(技術士)
・「APECエンジニアについて
小林 政徳(技術士)
8)16:00~17:00 セッションⅡ:パネル討論「技術者の地位向上に向けて」
パネラー 講演者
◇第三部/JABEE事業委員会
〔司会 関東 康祐(茨城大学)〕
17.10~18.30 JABEE審査について(夕食をとりながら)
※注 JABEE審査に従事するための講習要件について
第一部は、JABEEが用意した共通資料に基づき説明を行います。
第二部は、日本機械学会が企画した内容で審査員として知っておくべき内容が含まれています。
JABEEの認定審査に従事するには、これらの全項目への参加が必要です。正味7時間30分の講習となっています。
また、正式に審査員として登録されるためには、本講習会終了後、JABEE 審査候補者として登録され、審査研修員として実際に審査を経験していただくことが必要です。
■ 申込方法 : お申し込みを希望される方は、下記の必要項目を事務局担当者までお送りください。
(1) 出席者氏名
(2) 出席者氏名(英字表記)
(3) 勤務先名称・所属
(4) 勤務先所在地
(5) 〒
(6) TEL/FAX
(7) E-mail
(8) 専門分野
(9) 昼食の要否(本プログラムは、昼食の時間を含んだものとなっていますので、昼食をご用意いたします。
希望されない方はご持参ください。)
<学協会からのご推薦の場合、以下の項目を加えて下さい>
(10) 推薦団体
(11) 推薦担当者名
(12) 推薦担当者連絡先
(参加者を多数ご推薦の場合には、Excelファイルにおまとめ願います)
【申込先】:担当職員 遠藤 貴子
E-mail: endo@jsme.or.jp/TEL: 03-5360-3506