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No.23-137 第 56 回トワイライトセミナー 建設現場における機械安全-トンネル建設現場での安全技術を視る (産業・化学機械と安全部門 企画)
1月30日 18:00 - 19:30
開催日 | 2024年1月30日(火) 18:00~19:30 |
会 場 | 長岡技術科学大学 東京サテライトキャンパス+オンライン(Zoom) |
主 旨 | 当部門では産業機械,化学機械に必須である機械安全に関する学術面からの研究・提言,産業界における実践・研究など,機械安全のあるべき姿を追求している.近年では労働力不足,作業効率の向上,ヒトへの重労働回避などの観点から,建設現場においても多くの高機能建設機械が導入されている.建設現場における安全技術として,山岳トンネルの建設現場を例に挙げ,現在取り入れられてる最新の安全確保技術を紹介する.また,今後どのような技術開発が望まれるのか,あるいは期待・研究されているのかを探る機会として今回のセミナーを企画した. |
講演要旨 | 近年,建設機械の高性能化,センサー技術の発達,通信環境の整備などにより建設業の生産性は大きく向上している.その一方で,建設業における労働災害は近年下げ止まり傾向にあるといわれ,今後無人作業や遠隔化作業も含め,作業システム全体の安全を向上させる必要性はさらに高まっていくと予想される.本講演では,講師がゼネコンでの工事経験(山岳トンネル)を踏まえ,技術的な観点から,このような作業環境における安全性の向上を図るため,どのように取り組んだかを紹介する.
トピックス1:作業エリアの管理とリスク情報伝達 建設機械は,使用する機械のエネルギーが大きいため,工事の規模にもよるが,同一作業空間でのヒトとの協働作業には綿密な計画が必須である.建設作業は屋外での一品生産であるため,作業空間を分割して管理することは現実的に困難であり,安全な作業空間を維持するためには,ヒト・機械・環境を一つのシステムとしてリアルタイムに管理する必要がある.本講演では,そのような安全管理手法を実証した山岳トンネルでの作業事例を紹介する. トピックス2:AIが装備された機器との協働作業の安全 従来,自然環境におけるリスクの高いエリアでの作業は監視作業を伴うことが多い.しかし,近年のICTやAIの目覚ましい発展により,安全情報をリアルタイムに伝達することが可能となり,このようなコミュニケーションを活用した安心感のある作業安全の確保が望まれている.本講演では,監視業務においてAI搭載機器と協働作業を行うために必要な基礎検証(監視能力,ユーザストレス)の結果について紹介する. |
講 師 | 三原 泰司 氏(日本認証株式会社 第1事業企画部) |
定 員 | 長岡技術科学大学東京サテライトキャンパス会場:20名
オンライン受講:80名 |
参加費 | 長岡技術科学大学東京サテライトキャンパス会場:
正員:1500円 会員外:3000円 学生員:無料 一般学生:500円 オンライン受講: 正員:1000円 会員外:2000円 学生員:無料 一般学生:500円 ※参加費は全て税込み価格です.本会の消費税の取り扱いについては,「よくある質問」をご参照ください. |
申込方法 | 下記に記載の注意事項を予めご一読の上,Peatixでのお支払いをお願いいたします.
1名ずつお申込みください. URL: https://jsme23-137.peatix.com |
お申込の際の注意事項 | ・本セミナーは長岡技術科学大学東京サテライトキャンパスとZoomを利用したハイブリッド形式で開催いたします. ・ はじめてPeatixを利用される方は,お申込み前にPeatixアカウントを取得(新規登録)していただく必要がございます.(Peatixアプリのダウンロードは必須ではありません.) ・ 本ページにある「チケットを申し込む」をクリックし,必要事項をご入力の上,申込みのお手続きをお願いします. ・ お一人ずつ個人単位でのお申込みをお願いします. ・ お申込内容は,PeatixアカウントもしくはPeatixより配信されるお申し込み詳細メールからご確認いただけます.メールが届かない場合は,「peatix.com」からのメールを許可するように受信設定をお願いします. ・ コメント欄およびメッセージ機能でのご連絡には返信できかねますので,下記問い合わせ先に直接ご連絡ください. ・長岡技術科学大学東京キャンパスで聴講される方の,新型ウィルス感染症の感染拡大防止を目的としたマスクの着用は自己判断にてお願いいたします. ・ 参加者による,セミナーの静止画/動画撮影,録音は禁止です.「レコーディング」ボタンで録音することは法律で禁止されています. ・ 当日の発表の音声,スライドの著作権は発表者に帰属します. (当日ご参加に必要なもの) ・視聴用のパソコン*必須 ・ スピーカーとマイク(質問をする際に必要となります) ・ 有線または無線ブロードバンドのインターネット接続*必須 ※必ず前日までに機材の事前準備と動作確認をした上でご参加下さい. ・ Zoomで参加の際には,参加者氏名,会社名(勤務先名,学校名)を表示いただきます . |
聴講料の支払いについて | ・参加費については,必ず1月24日(水)までに決済をお願いします。決済が確認出来た方には視聴用のURLをお送りいたします。
・コンビニ/ATM払いでのお支払いの際は,1件あたり220円(税込)の手数料をご負担いただきます. ・コンビニ/ATMでのお支払期限は,お申し込みから3日以内です.申込後3日以内にお支払いされなかった場合は自動でキャンセルとなります. ・原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います. |
問合せ先 | 〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
一般社団法人 日本機械学会 産業・化学機械と安全部門(担当職員 中嶋) 電話:03-4335-7614 E-mail:y.nakajima@jsme.or.jp |
第56回トワイライトセミナー実施報告書_rev0.pdf
第56回トワイライトセミナー実施報告書_rev0
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